2013年6月30日日曜日

MotoGP Rd.7アッセン:ドカティは二気筒で戦ったらどうか


http://www.motogp.com/ja/photos/2013/Andrea+Dovizioso+Ducati+Team+Assen+Q1

伝統のアッセンは高速コーナーが多く、平均速度は
GPでもフィリップアイランドに次ぐ速さを誇るが
ストレートが短いため、
マシンの最高速度はそれほど重要ではない。

このレース、ロッシの優勝で沸いているので
こういう話をするとヤマハとホンダの話?
と思われそうだが、日本メーカー同士だけでなく
プロトタイプ(具体的にはドゥカティ)と
CRTの間にも同じことが言える。

特に顕著だったのが予選で
CRTトップのアスパーが7,9位に入った一方、
ドカティプロトタイプは10,11,13,15位。

アスパーはアプリリアの隠れワークスに近いとはいえ、
仮にもワークスがCRTに追い回されるというのは
あまりにも情けない。

そこで、ここからは以前(2011年)、このブログでも書いたし
昨日、ツイッターで書いたことの繰り返しだが
いっそのことドカティは二気筒でMotoGPを戦ったらどうか。

もちろん、そのためにはボア81mm以内
というレギュレーションが邪魔になるので
二気筒の場合はこれを緩和させる必要がある。

二気筒のボア上限をいくつにするかは
様々な議論があると思う。

たとえば、「四気筒と相似形」と考えるなら
81mmに2の三乗根をかけて102mm。
または「四気筒と同じストローク」にするためなら
2の二乗根をかけて114.5mmにする。

それでも四気筒に勝つのは難しいだろうが、
しかし、販売戦略上、非常に重要な
「ドカティのアイデンティティ」を守ることができる。

ドカティがMotoGPに四気筒で参戦したとき、
世界中のドカティスタの間でかなりの議論があった。
それでも、勝てば官軍、だったが、
今や、勝つどころか、CRTに追いまくられてさえいる。

ドカティは、前後長の長いL型エンジンのデメリットを
スリム・軽量で補っているマシンであり、
二気筒なら、今までの市販バイクで培った経験も使える。

それに、一般に二気筒の方がフリクションが少なく
四気筒よりも燃費の良いエンジンが作りやすい。
つまり、現在の厳しい燃費規制にも対応しやすい。

二気筒であれば、勝負にかかわらず
「孤高の二気筒スペシャリスト」で通るし
まかり間違ってホンダに勝ったりしたら
一気に英雄である。

まあ、ボア81mmというレギュレーション自体、
二気筒を禁止する目的のために導入された可能性もあり
日本メーカーが、このルール緩和に首を縦に振るとは思えないが・・・

2013年6月29日土曜日

SWC第三戦

え~、まだアッセン決勝見てません。

今日はカートのSWC第三戦でした。

第一戦は、まだリハビリ通院してたころで、
まだヘロヘロでしたが、
今日のオイラは第一ドライバーで
第一ヒートは9位スタートから5位で交代
第二ヒートは8位スタートから、またも5位で交代

第一ヒートは上位がスピンしてタナボダでしたが
第二ヒートはどんどん抜いての5位なので
一応、ちゃんと仕事できました。

で、第二ヒートは3位に入って表彰台にも乗ったし。

幹事のみなさん、いつもながらお疲れ様です。

ばくおん3巻出てる


海外はロレンソの怪我と、明日の出走の件でにぎわっているが
ところで、ばくおん3巻、6/20に出てるらしい。

なんとなく、惰性で買ってる感はあるんだけど、
ま、3巻も買ってみます。

2013年6月28日金曜日

四輪にひっかけられました



今日の会社からの帰り、
オイラは片側二車線の道路の左側車線を走っていました。
右側の車線には、ブラウンの日産マーチ。

ところが、そのマーチが何を考えたか、急に車線変更を!
歩道に逃げようにも、ガードレールがあり、
逃げ場はありません。

ままよ、と、急加速で逃げようとしましたが、間一髪で間に合わず、
相手の車のフェンダーとCB1100のマフラーが接触。
かなり揺さぶられましたが、なんとか持ちこたえました。

結果として、オイラが加速して逃げようとしたので
この程度で済みましたが、そのまま四輪の横にいたら
完全に跳ね飛ばされているところでした。

帰りの車で混雑する道路で、相手に
「この殺人予備群が!」とか
「お前のは『見た』って言わねぇんだよ!」
「俺はお前に殺されかけたんだぞ!」
「お前の言ってることは全部嘘っぱちだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   などと怒鳴っていたのは、この私です。(ー"ー)

せめて、車から急いで降りて
「済みませんでした。」
ぐらい言えば、こちらもそこまで怒らなかったのでしょうが、
シートに座ったまま、こちらが非難するまで謝りもしない。

警察を呼んで、事故扱いにしてもよかったのですが、
林道を走って、右にも左にも盛大にコケてるCB1100
すでにマフラーには、いろいろ傷があります。

それに、相手の保険で治すってことは
ディーラーにバイク持ちこんで、どうしてこうして・・・・

さんざん怒鳴って疲れたのもあり、
そのまま事故扱いにはせず、帰りました。

ま、何にせよ再度入院なんてことにならず
本当にホッとしています。

映像はNMCU(ノルウェイ・モーターサイクル・ユニオン)
のTV・CM。

事故の80%は、四輪ドライバーが
二輪を見ていないことにより起きている。
(つまり四輪側の過失によるものが80%ある)

バイクを運転する限り、こういう殺人予備群に
つねに囲まれているという危機感は必要です。

マフラーの傷ですが、帰宅してちょっと磨いたら
あんまり目立たなくなりました。

2013年6月27日木曜日

掃除・整備の必需品:アルコール除菌スプレー




以前「作業用手袋の決定版」で書いたゴム手袋だが、
ただ一つ、蒸れやすい、という欠点がある。

そのまま放置すると、内部にカビが生え
凄いことになってしまうので、
使用後はちゃんと洗って乾かさないといけないが
これがけっこう面倒である。

そこでこれ、アルコール除菌スプレー。
使用後、手袋の中にシュッとスプレーするだけで
カビの発生を防ぎ、いつまでも気持ちよく使える。

嫁が台所用に使っているので
時々借りてスプレーしているが
今のところ全く問題がない。

ゴム手袋「デジハンド」と共に、ぜひ

2013年6月26日水曜日

ホンダ・MotoGP市販マシンの人気は低い

6月が終わり、来季の姿が次第に明らかになってくるこの頃だが、
HRCが満を持して完成にこぎつけつつあるMotoGP市販マシンが
まったく売れない可能性が濃厚になってきた。

販売対象は、第一に現在のCRTチームだが、
某チーム関係者によると、
「ホンダの説明では市販マシンはプロタイプに比べ
7%の能力ダウンになるという。しかし、そのレベルなら
すでにCRTマシンでも達成している。」ということだ。

エンジン制御をドルナ推奨のマネッティマレリにすれば
燃料使用量と、年間エンジン使用台数で
CRTと同じルールの適用を受けられるが
金属バネ方式のバルブでは、さして回転を上げられず
結局ルール緩和の恩恵を受けられない、
とも見られているらしい。

その点ではヤマハのエンジンリースの方が
受け入れられる可能性は高いようだ。

こちらは、現在のTech3が使用しているのと同じエンジンが使え、
シャシメーカーに対し、ヤマハからの協力も行われる。

中本氏が、CRTなどクソだ。ホンダならもっとまともなマシンが作れる!
と公言したものの、結局、ホンダ市販マシンが、
2014年にレースを走る可能性は、かなり低そうである。

2013年6月25日火曜日

最後の通院

今日は、3か月ぶりのレントゲン撮影と診察がありました。

レントゲンによる受傷部位の異常はなし。
筋力の回復も順調ということで
これで最後の通院となります。

リハビリ自主トレはこれからも続きますが
まずは一段落ということで。

いろいろ手続きも終わりつつあります。
加害者への処置も決まったとか。
(詳細は知りませんが。)

みなさま、いろいろありがとうございました。

2013年6月24日月曜日

バイクが売れてるらしい

最近、国内の販売状況というのを
気にしたことがなかった。

なにせ、国内のバイク販売台数は
四大メーカーにとって吹けば飛ぶ数でしかない。

大型の場合は欧米、
小型の場合は途上国
の売り上げが大きく、
80年代とは様相が全く違っている。

・・・・・と、思っていたら、
最近様子が変わってきたらしい。

特に欧州はリーマンショック後の不況から
なかなか抜け出せず、バイクの販売台数は壊滅的で、
たしかイタリアかスペインでは
前年度の半分近くまで
売り上げが低迷したこともあったらしい。
(どこで見た記事か思い出せないので
細かいところは間違っているかもしれない。)

一方、日本国内は
現在軽二輪(250cc以下)が1-5月で42.9%増
ヤマハを除く3メーカとも50%以上の増加。

http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/index.html

また小型二輪(251cc~)を見ると
全軽自協のデータは1-4月累計までしか出ていない(下記)が、

http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/index.html

月刊オートバイによると1-5月の結果が出てるという。
http://www.autoby.jp/blog/2013/06/15-4-8715.html
でも・・・台数見ると、これって1-4月累計の数字じゃないか。
月刊オートバイ、こんな簡単なミスしないようにね!!!

で、気を取り直してデータを見てみると
こちらは軽二輪ほどではないが
前年度比7%増。
スズキ、ヤマハ、外車が好調である。

軽二輪(~250cc)の好調は、ホンダの新車攻勢
カワサキのNinja250のモデルチェンジが大きいが
小型二輪(251cc~)のスズキの好調はなぜだろう?
そんなに新車攻勢かけてないと思うのだが・・・

ホンダとカワサキが低調なのは
CB1100とW800の新車効果が終わったことの影響
と考えれば合点がいくが、スズキとヤマハ?

やはり、バイク全体が売れ始めた効果なのだろうか?

なんにせよ、国内での明るい話題は
悪いことではない。

2013年6月23日日曜日

勝浦・八幡岬


別に千葉の最南端でもなんでもないですが、
勝浦漁港を抜けた先に、ひっそりとあります。

良くも悪くも、「観光地化」されていません。




ここを治めていた正木氏は、秀吉によって滅ぼされましたが
その娘のお萬は、家康の側室になり
紀伊徳川、水戸徳川の初代となる息子を生んだそうです。


家康の息子って山ほどいるのに、
御三家だけは分家されて大名になってますが、
お萬は、かなり家康の寵愛が厚かったということででしょうか?

観光地化されきった千葉最南端・野島崎に疲れたら
こういうところにも、足をのばすとよいでしょう。

2013年6月22日土曜日

(いまさら)AMA MX Rd4 High Point:久しぶりにトップを走ったスチュワートだが・・・


2013 AMA 450 Motocross Round 4 High Point Moto 1.


2013 AMA 450 Motocross Round 4 High Point Moto 2.


AMAモトクロス第三戦、ヒート2は久しぶりにスチュワートがトップを走ったが
結局、フロントブレーキのローターを破損し、リタイアとなってしまった。

レースは1位ヴィロポート、2位ダンジーのお決まりの結果。
ヴィロポートはダンジーに16点差をつけ、
次第にダンジーに差をつけつつある。

2013年6月21日金曜日

1885 世界初のバイクDaimler AG レプリカの走る姿


今日は、会社の強制参加飲み会です。
こういう日は・・・・頭の中パッパラパーですので
こういう映像で・・・・・

世界初のバイク、、、、のレプリカが走る映像です

2013年6月20日木曜日

MotoGP:ロッシはまだ勝てるのか?

http://www.crash.net/motogp/news/192530/1/valentino_rossi_hails_aragon_brake-through.html

緒戦のカタールGPで、後半追い上げて2位に入り
復活を印象付けたかに見えたロッシだが、
その後がパッとしない。

MotoGP第6戦カタルニアGP、ロッシは
スペイン勢3人に大きく遅れて4位。

しかも、クラッチローが転倒していなければ
5位だった可能性も高い。

ポイントもクラッチロー71点に対し、ロッシは60点。

二人とも完走した4戦を見てみると
1,3戦ではロッシがクラッチローより前でフィニィッシュしているが
2,4戦ではクラッチローが前。
ワークスライダーのロッシとしては、
サテライトのクラッチローより後ろというのは言い訳が難しい。

カタルニアGP後のアッセン・テストにおけるロッシのコメントも、
なんだか妙に空々しい。去年までのドゥカティの時も
似たような妙にポジティブなコメントを残していたような気がする。

MotoGPにおいて、ロッシは今も日本プロ野球における巨人であると同時に
貴重な非スペイン人トップライダーでもある。

まずは、優勝争いに加われるようになってほしい。

2013年6月19日水曜日

防錆対策あれこれ・その2

何日か前、防錆対策あれこれ で
防錆対策の基本は金属表面に油を塗ること
と書いた。

油であれば、基本なんでもいいのだが
世の中には「防錆油」という
錆止め専用の油が販売されている。

防錆油って何なのかは
引用先を見てもらうとして
へぇ~と思ったのは、

油を塗るときに、表面がきれいとは限らない
表面が水で濡れているときは、水を押しのけながら
油が表面に広がらないといけない。

というところで、こういう風に
水と油が共存しているときは
表面張力の大きいほうがはじかれるそうだ。

つまり、水より表面張力が小さい油でないと
自分がはじかれてしまう。

普通なら、水の方が表面張力が大きいはずだけど、
水といっても、いろいろな不純物が溶け込んでいると
それによって表面張力が変わることもありうる。

したがって、良い防錆油とは
「表面張力が小さい油」で、
こういう油ほど、表面が濡れていたりしても
きちんと水をはじいて、金属表面に広がってくれる。

油といったときに、我々が使うのは
CRC5-56や6-66、シリコンスプレー、
それに余ったエンジンオイルなどだろうけど
5-56に比べて、マリン用6-66は、
金属片を水の中に漬け込んでいても、
錆が起きにくかった、という話も聞く。

これなども、水をはじく力=表面張力の違い
の影響なのだろう。

それぞれの油の表面張力がどのくらいなのか、
どこかに載っているとありがたいのだが、
そういうわけにはいかないのだろうか。

2013年6月18日火曜日

ヤマハMT-09:このメーターは見にくい!

最近増えてるこのデジタルメーター。
たしかに、全体をコンパクトにできるのかもしれない。

が、しかし・・・・とても見にくい!
タコメーターが上の方でバーグラフで出てくるが
パッと見、何回転ぐらいか全く不明。

KTMの125Dukeについていたが、
どうにもこうにも見にくかったので
試乗した時、何回もレブリミッターに当ててしまった。

速度がデジタルなのも良くないが
まあ、速度は良いとしよう。

しかし、タコメーターは、絶対に見にくい!
誰も文句言わないのだろうか?
本当に疑問だ・・・・・

ということで、愚痴でした、、、

K-TAI練習走行


今年もK-TAIのシーズンが来ました。
日曜は、もてぎで練習走行でした。

今年は、ドライバー7人体制で臨むことになりました。
オイラとRyo君は、直前の金曜にも走れるし
まずは、このカートが初めての人に慣れてもらうのが目的。

ということで、ちょこっとだけ乗りましたが、
決勝では出来ないコースアウト覚悟のチャレンジを
いくつか試してみました。

決勝では、オイラは去年のタイムを上回れるか?
チームとしても、去年マシントラブルで果たせなかった
シングルフィニュッシュを果たせるか?

何にしろ、暑すぎないといいけどなぁ・・・・

2013年6月17日月曜日

MotoGP:スズキの復帰は1年遅れて2015年

http://www.motogp.com/ja/news/2013/Suzuki+Motor+Corporation+to+return+to+MotoGP+in+2015

いろいろ話題に事欠かなかったスズキのMotoGP復帰だが
ずっと言われていた2014年ではなく、
2015年に復帰することで正式に発表となった。

ドルナのスズキに対する怒りも理不尽ではあるが、
とはいえ、スズキは簡単にGPから撤退しすぎるのも事実。
(聞いてます? >某会長殿)

1982年まで黄金時代を謳歌していたスズキが
いきなりの撤退以降は
1993年のシュワンツ、2000年のロバーツ以外に
チャンピオンを取れずにきていることを忘れてはいけない。

やはり継続してこそのレースでの戦闘力。
今後は頑張ってGPでのプレゼンスを高めていってほしい。

2013年6月15日土曜日

明日はK-TAIの練習走行でもてぎに行ってます

ということで、
帰りが遅くなったら
ブログ休むかもです。

それでは!

(いまごろ)AMA-MX Rd.3 新人バウシアの健闘

2013 AMA 450 Motocross Round 3 Muddy Creek Moto 1.


2013 AMA 450 Motocross Round 3 Muddy Creek Moto 2


またヴィロポートの連勝?と思ったところ、
第二ヒートはヴィロポートが転倒して後方に沈み
ダンジーが優勝した・・・・・しかし
第一ヒートでバウシアを抜けなかったダンジーは
総合で見てみると、たった2ポイントしか
詰められていない。

それよりも、新人バウシアがすごい。
まだヴィロポートに勝つまでには至っていないが、
毎回、ヴィロポートとトップ争いを演じ、
ここまででも114ポイントを稼いで、
総合3位につけている。

ヴィロポートの独走を
バウシアが止めるのはいつか、
楽しみに待つことにしよう。

2013年6月14日金曜日

タイチのメッシュパンツの改造

この前、蛍キャンプに参加した時に
どうもお尻が涼しくないと思っていたのですが
ふと、タイチのメッシュパンツのお尻を見てみると


ありゃりゃ、こんなところにポケットが・・・
しかもこのポケット、メッシュじゃない!
このせいで涼しくなかったんだっ!!!

ということで、こんな邪魔なポケット
はぎ取ってやる!

嫁の裁縫セットから鋏を取り出して
ちょいちょいっと、糸を切って
ポケットをはぎ取りにかかります。


ポケットの上の蓋の部分が頑丈になっていて
取りきれなかったのですが、
これでかなり涼しくなったはずです。

それにしてもRSタイチ・・・・・
メッシュパンツに、なんでこんなポケットつけてんだよ!!
せっかくのメッシュパンツなのに。

ちょっと苦戦しましたが、
何にしても、これで夏も快適です。

2013年6月13日木曜日

チェーンへの注油

チェーンの正しい掃除と注油方法はわかりにくい。
人によって言うことが違う、などなど
我々一般ライダーにとって悩みの種である。

さて、そこでチェーンの専門家が
書いた文章を参考にしてみた。

元ネタは、日本トライボロジー学会の
学会誌に載っていた、以下の文献である。

「チェーンのトライボロジー」中川健朗,トライボロジスト 43,166-171(1998)

トライボロジー(tribology)というのは一般には
なじみがない言葉だが、日本語で「潤滑」を指すと思えば
大きな間違いではない。(正確には潤滑より少し広い意味らしい)

現に、「日本トライボロジー学会」の前身名は
「日本潤滑学会」と言っていた。

さて、チェーンの構造だが、
チェーンを上から見た時の断面図は
以下の図1のようになっている。



チェーンの命と言える部分は
ピンとブッシュ。
エンジンの馬力はここで受け止められ、
タイヤに伝達される。そのため、
ピン-ブッシュ間には非常に強い面圧がかかる。

それだけでなく、
チェーンがスプロケットにかかって曲げられるとき
ピンとブッシュが擦られて摩耗が生じる。

このようにピンとブッシュは
かなり過酷な状況に置かれており、
ピンとブッシュの隙間を
チェーンルブで満たして油膜を作り
両者が直接接触するのを防ぐのが
大事になってくる。

しかし、チェーンに注油したとしても、
そんなものは遠心力でどんどん飛散してしまい
あっという間にピンもブッシュもカラカラになってしまう。

これを防ぐために発明されたのがシールチェーン。
図2のように外プレートと内プレートの間に
Oリングを挟み、これによって中のチェーンルブが
外に流れ出てくるのを防ごうというのがコンセプトだ。


しかし、Oリングがダメになって、
中のルブが遠心力で飛散し始めるようになると
チェーンの寿命が一気に終わりに近づくことになる。

したがって、ユーザーがすべきことは
まず、Oリングをできるだけ長持ちさせること。
そのために必要なのがOリング外側への注油だ。

チェーンが動くと、Oリングと
内外プレートの間が擦れる。
Oリング内側は工場で充填したルブがあるが
外側がカラカラだと、この部分で擦れて
Oリングの寿命を縮めてしまう。

そこで、定期的にチェーンルブを
Oリングめがけてスプレーしてやる。

これはまた、チェーンの抵抗を減らし
エンジン馬力の伝達効率を向上させることにも繋がる。

一方、ブッシュや内プレートと
ローラーの間の潤滑は、
(もちろん必要ではあるが)
ピンとブッシュの潤滑に比べれば
さほどせっぱつまってはいない。


さて、以上のことから考えると
・注油はOリングに向けて行うのが最優先。
・掃除の際は、Oリングを傷つけないように注意。
・ローラー周辺の掃除と潤滑は、もちろん必要だが、
 重要度からいって、そこまで神経質になることはない。
ということになる。

ということで、大事なことなので繰り返すと

「チェーンルブの最優先の役割は
 Oリングが内外プレートとスムーズに擦れるように
 Oリングの外側をガビガビにしないこと。」

ということなので、チェーンメンテのときには留意しようと思う。

2013年6月12日水曜日

(いまごろ)AMA-MX Rd.2 Thunder Valley:早くもヴィロポート独走

2013 AMA 450 Motocross Round 2 Thunder Valley Moto 1.


2013 AMA 450 Motocross Round 2 Thunder Valley Moto 2.


去年と違い、今年は怪我もなくMXにも出場している
ヴィロポートだが、2戦を終えて全勝と
早くも独走状態に入っている。

これを止めるにはダンジーでは力不足で
スチュワートは最近まったくパッとしない。

一方、新人のバウシアがトップに絡む
活躍を見せ、ランキングでも3位に食い込んできた。

バウシアがストップ・ザ・ヴィロポートの
有力候補となるのか?今後に注目したい。

ヤマハ新型三気筒発表:MT-09

YAMAHA MT-09
http://www.yamaha-motor.eu/eu/products/motorcycles/mt/mt-09.aspx

Yamaha - The Dark Side of Japan


The NEW Yamaha MT-09 (official video Full HD) The Dark side of Japan


2014 new Yamaha MT-09 (3 cylinder CP3 engine) studio photo compilation


以前、書いたことがあるが、
エンジンの熱効率で言うと、1気筒500ccくらいが
最も効率の良いエンジンを作りやすい。

そして、ショートストロークよりも
ロングストロークエンジンの方が有利。

こんなことを言っていると、
例のホンダの700ccになってしまうわけだが、
そこまでいかなくても、
サーキットで覇を競うスーパースポーツならいざ知らず
公道がメインのネイキッドの場合
どうせ低回転寄りにデチューンするのだから
4気筒よりも3気筒や2気筒のほうが
熱効率的に有利だし、何より軽量にできる。

特に3気筒の場合、例のクロスプレーンクランクなどの
不等間隔爆発方式を取らなくても
元々トラクション的に有利である。

したがって、今後MotoGPで
燃費規制が今以上に厳しくなっていった場合
3気筒の方が有利になる可能性もゼロではない

気になるスペックは以下の通り

847cc 水冷4スト並列3気筒
115PS/10000rpm
87.5Nm/8500rpm
車輌重量 188kg(ABS=191kg)
全長2075mm×全幅815mm×全高1135mm
ホイールベース 1440mm
シート高 815mm

ブレストから出てくるだろうから
一度、どんなものが乗ってみたい。

2013年6月11日火曜日

防錆対策あれこれ

季節は6月、全国的に梅雨のシーズン。
雨と言えば、そもそもがライダーの敵だけど、
それだけでなく、バイクもこの時期よく錆びる!

特に通勤で乗ってるCB1100は、雨でも乗るため、
ちょっと油断してるとあちこち錆が浮いてくる。

そこで、防錆対策というのはどんなものがあるか
いろいろ調べてみた。


ほとんどの金属表面は空気中の酸素と反応して
酸化物超薄膜と呼ばれる酸化皮膜に覆われている。
この酸化被膜はステンレスやチタン、アルミなどの場合
空気中の湿気と反応して不動態皮膜と呼ばれる頑丈な被膜に変化し
天然の防錆被膜を形成する。このため、これらの金属は
鉄に比べて錆や腐食が起きにくい。

しかし、鉄の場合は、この酸化被膜が被膜にならない。
何になるかというと、あの赤錆になってしまう。
しかも赤錆は、水との親和性が高く、水を呼び込むため、
錆びたところは、さらに錆の進行が進みやすくなる。

そこで、錆を除去し、鉄の表面を何か別のもので
コーティングしてやることで
水と酸素が鉄に直接触れるのを妨げてやろう、
というのが、防錆の基本戦略になる。

この点で一番簡単なのは油。簡単に被膜が作れるし、
しかも、油で赤錆をふやかして除去しやすくする効果もある。

油では持続性がないので、頻繁な手入れが必要になるが、
とはいえ、油による防錆効果を馬鹿にしてはいけない。
手軽さと副作用のなさから、こまめな注油が
防錆対策の基本になることは間違いない。

ところで、ワックスも油の一種である。マフラー用などに
耐熱ワックスも販売されており、これらはシリコンオイル、
シリコンワックスを使うなどして、耐熱性を上げているため、
高温になるエンジン、排気管にも使用可能である。

さらに油のメリットとして、後述するリン酸被膜や塗料などでは
細孔ができてしまって、水や酸素が入り込む心配があるが、
油の被膜には細孔などはないし、しかも油は水をはじく。
それゆえ、表面に油がある限りは決して錆びることがない、
というのもメリットの一つである。

注油は基本としても、もう少し本格的な防錆対策も欲しい。

その一つが、リン酸。酸の働きで赤錆を除去し
そののち、表面にリン酸被膜を形成することにより
錆の進行を遅らせようとするもの。
バイク乗りはご存じ、花咲かGとか、ラストリムーバー
がこれにあたる。

しかし、リン酸被膜は反応の過程で発生する水素が、
大気中に抜けていく際に、せっかくの被膜に
微小な穴(細孔)をあけてしまう。
おかげで、リン酸被膜は穴だらけのザル状態で
錆止めの効果はほとんどない。
そのために、リン酸類は「錆止め剤」ではなく
「錆取り剤」として販売されている。

次に、サビ転換剤と呼ばれる製品がある。
赤錆を黒錆に変換し、強固な酸化被膜を作る、
というのが売り文句だが、
実は、黒錆だけでは強固な被膜になるはずもなく、
溶液に樹脂が含まれていて、
表面を樹脂で覆ってしまう仕組みらしい。
樹脂の保護膜は、厚いほうがそれだけ遮断性は高いので
これらの製品は、上塗りすることを推奨していることが多い。

我々は、樹脂で覆ったり、塗料で塗装すれば、
簡単に防錆対策ができると思いがちだが、
実は酸素と水、特に水の浸透能力はかなりすごく、
塗膜を簡単に通り抜けてしまうという。
リン酸被膜ほどではないが、細孔というのは、一般に塗装にもあり、
特に速乾性のものほど細孔ができやすい。

したがって、薄い塗膜ではちょっと不安で
厚さがあるほど、防錆効果は高い。
聞いたところによると十分な防錆効果を持たせるには
0.25mm以上の塗膜が必要になるとのことだ。

錆変換剤に話を戻すと、樹脂被膜を作るってことは
あまり変なところに使えない。たとえば
高温になるエンジン、マフラーなどに使っても
熱で樹脂がすぐにダメになってしまう。

塗装だけでは心もとない、ということから
世の中には防錆塗料というものがある。

塗料の中に防錆剤を混ぜ込んでしまえば、
普通の塗料よりも防錆効果を上げられるはず、
というのがその原理だ。
防錆剤も働きで分類すると2種類あり、
一つはアルカリ性の塗膜を作るもの(鉛系の塗料など)
もう一つは亜鉛系塗料で、亜鉛が鉄の身代わりに酸化して
鉄の酸化を防ぐ、というもの。

防錆塗料の原理としては、
他には微細な穴が少ない塗膜にしたり、
厚塗りを可能にしたりして、
酸素と水を通りにくくするというものもある。

微細な穴を減らすには、
たとえば乾燥時間を長くとることで
穴が開いても、再度ふさがる時間的な余裕を取る、
などの方法が取られているようだが、
オイラはその筋の専門家ではないので
これ以上は突っ込まずにおく。

このように、防錆対策はいろいろあるが、
しかしどれも決定打とは言えず、
一番大事なのは、こまめに対策すること。

元々、金属というのは地球上では錆の状態で存在している。
つまり、こっちの方が本来の姿。
防錆対策というのは、金属が本来の姿に戻ろうとするのを
無理やり押しとどめる作業である。

そういう意味では、
錆との戦いはバイク乗りの定めと言える。

2013年6月10日月曜日

やっと蛍を見た・・・蛍キャンプ

ヴィクトリーの試乗を終えて、
次に向かうのは、毎年恒例の蛍キャンプに参加です。

ちなみに、今年はオイラが箱根で大雨にあったおかげか?
雨にはあまり遭わずにすみました。
(昼イチでちょっと降ったようですが・・・)


チャイナ・モトクロッサー、まだ元気です。








おっと、そうそう、今年は蛍を見ました!


ん?何も映ってないって?
コンパクトデジカメに何を期待してんですか!(爆)

ま、ともあれ、
yasuさん、ベンボスさん、皆様
いつもながらありがとうございました。

2013年6月9日日曜日

ヴィクトリー試乗

あ、どもです。
昨日は、ヴィクトリー試乗→蛍キャンプで
不在でした。

ということで、まずはヴィクトリー試乗から。

箱根園という、ドマイナーな場所で
やっていたヴィクトリーの試乗会。

普通なら大観山あたりでやるんでしょうが、
「本当に興味のある人だけ来てください。」
なのか? それとも、主催者が
ライダーの生態に詳しくないせいなのか?



オイラが試乗したのはこれ。
Vegas 8-Ball。

しかし、さて試乗、となったタイミングで
いきなりの大雨。通り雨らしいというので
しばらくテントの中に避難してやり過ごしますが
結局、雨が止むまで1時間ほど雨宿りです・・・・・

ようやく雨が止んで試乗しました。

ポジションですが、多少前傾気味にになりますが、
ハンドルはそんなに遠くありません。
しかし、ステップは遠い。
足が完全に伸びきってしまいます。
アメリカ人サイズなのでしかたありませんが
やはりちょっと大柄の人用です。

走り始めて最初、混乱させられたのが
ギヤチェンジやエンジン音と
タコメーターの表示が全く一致しない。
なんだこりゃ?

と、思ったら、針の数字がさしていたのは速度。
で、数字で出ていたのが回転数。
分かってしまえばなんてことは無いですが
国産SSとは逆なので、気が付くまで
かなり混乱させられました。

しかもこのエンジン、2000rpm以下が
あまりよろしくない。
かなりギクシャクします。

走り始めてすぐ、登りヘアピンで
前のライダーがよろよろとバランスを崩して
そのままコースアウト。

大事には至らなかったようですが
かなり運転しずらそうな感じに見えます。

前の人がコースアウトして、
先導車のすぐ後ろになったので、
速度を上げてついていきます。

2000rpmを超えると、ようやく
エンジンが本調子になってきて
バイクが非常にスムーズに走り出します。

要するに、このエンジン、
回して走れってことですよ。

そう気がついてしまえば、
むやみにシフトアップせず、
ちょっと回転高めで気分よく飛ばせます。

エンジンはOHCなので、あまり鼓動とかはないのかと
思いましたが、そんなことはなく
狭角Vツインの鼓動はちゃんとあります。

ブレーキは、ディスクがF,Rとも同じで
フロントもリヤもかなりよく効きます。
バンク角もハーレーより大きく
普通のバイクに近い感じで走れます。

だがしかし・・・・これでよいのか?

試乗の後半はバスの後ろについての
ノロノロ運転でしたが、こういう状況は、
低回転でギクシャクするこのエンジンには
あまり得意とは思えない。

一言で言えば、スポーティに振ったハーレー。

ディーラーの人の話では
「いろいろな発見があって飽きないバイクですよ。」
とのことで、それは否定しませんが、
スポーティーなハーレーというのは何だろう?

面白いか詰まらないか、と聞かれれば
そりゃあ面白いバイクですが、
バスの後ろをトロトロ走れるバイクではないのに
重いので、ひょいひょいと四輪を追い越して
さっさと先に行くというほどには
スポーティではない。

要するに、大小数台のバイクを持ってる人が
もう一台追加で、風変わりなバイクを買おう
・・・・というときのバイクですね。

それと、あまり初心者は手を出さない方がよいかも。
試乗の時、オイラの前の人がコースアウトしてましたが
後ほど、CB1100で通りかかったときに、
先導車の人がバイク止めて、後ろに走っていくのが見えました。
(どうやら、ついてこないバイクがいたらしい・・・)

重いアメリカンで、低回転がギクシャクするので、
コントロール失っちゃうんですかね?

ヴィクトリー・ジャパンのサイトは以下です。
http://www.victorymotorcycles.com/ja-jp/home.aspx?WT.ac=VIC-link-header-enus-home

2013年6月7日金曜日

「CBR150R」と「国産空冷単気筒250cc」



知人の奥方の話をしよう。
彼女は、W650に乗っていたのだが、
レーサーレプリカへの想いが強く
旧250ccレーサーレプリカのシート高が低いことを知り
とうとう4st250ccレーサーレプリカに買い換えてしまった。

しかし、ここで彼女を悩ませたのが
このバイクが「異様に遅い」こと。

4st250ccレプリカは、1万から上が本番。
だが、低回転しか使ったことのない彼女にとって
1万回転以上なんて「どこの世界の話?」だったのである。

なあんて思っていたら実はこの問題、
全然他人ごとではなかったのだ。

我が家にあるCBR150Rは、嫁用のバイク。
嫁は体が小さく非力なので
バイクを選ぶ時は、
「軽くて足つきが悪くないこと」
が絶対条件だった。

これに、高速で楽なようにカウル(風よけ)付で
しかも10リットルの大型燃料タンク
さらに加えて30万円を大きく切る低価格!
ときたら、もうCBR150Rしかない。

おまけに、CBR150Rって、当時タイホンダの最高機種。

そのため、我が家唯一の水冷DOHC4バルブ。
シャッターキーなど装備も充実、である。

オイラじゃなくても、良い買い物だと思うだろう。

しかし、オイラは肝心なことを忘れていた。
低回転しか使わない(使えない?)嫁には
水冷DOHC4バルブなんて完全に宝の持ち腐れ。

これよりも、国内の空冷単気筒250ccのほうが
下からトルクがあって、よほど嫁に合っていた。

しかし一方で、国内空冷250ccのバイクは
古いシャシをそのまま使いまわしてるものも多い。
中には、ハンドリングが「?」というモノもあると聞く。

ところがCBR150Rは、一応タイホンダの最高機種。
シャシの設計も新しく、浅川さんは
国内空冷250ccよりもCBR150Rの方を評価している。

初心者に大切なのはシャシかエンジンか?
普通の考えならシャシの方が大事なのだろうが、
実はけっこう難しい問題なのかもしれない。

2013年6月6日木曜日

AMAモトクロスが始まっていた!

AMA Motocross 450cc Rd1 Hangtown Moto1


AMA Motocross 450cc Rd1 Hangtown Moto2


うっかりしているうちに
AMAモトクロスが始まってました。
今年はヴィロポートやスチュワートも参加、
去年のようなダンジー独走にはならないはず。

初戦はヒート1、2ともに、
ヴィロポート、ダンジー、スチュワートで
表彰台は順位まで含めて同じ。

今年はどうなるか?

2013年6月5日水曜日

MVアグスタF3 800cc:このバイクも追加のマフラーが付くのだろうか?

http://www.motorcyclenews.com/MCN/News/newsresults/General-news/2013/June/jun0412-MV-Agusta-F3-800-details-revealed/

F3 675ccを8.4mmストロークアップして798ccにした
MVアグスタの新型F3 800が発表になった。
出力は148英馬力である。

日本人としては、こいつも追加マフラーが付くのかどうか?

全く、日本の排ガス・騒音規制はなんとかなりませんかね?


2013年6月4日火曜日

ようやくバイクでサーキットに復帰

休みが取れたので、富士スピードウェイに行ってきました。
オイラはFISCOという名前の方がなじみがありますが
トヨタに買収された後は、FSWと言ってるようですね。

事故以来ですので、7か月ぶりです。


ちなみに、今回は新兵器の投入です。
GPSラップタイマー。
これで、自分の走りを分析して・・・云々

実は膨大なデータに圧倒されて
分析どころではない、、、、らしいですが(爆)

し、か、し・・・・久しぶりのせいか
ブレーキングGで体を支えられない!(>_<;)

モロに腕でハンドル押さえつけてしまい
ブレーキ緩めるまでそのまま、な~んも出来ない。

こりゃ、分析がどうとかいう前に
まず体力回復からですよ、、、、、

たしか、3月にリハビリ卒業するとき
リハビリ師さんが筋力回復には時間がかかるからね、
と言われたんだよなぁ・・・・・

ということで、いろいろ課題は残りますが、
とりあえずサーキットに復帰できました。

ところで、このGPSラップタイマー
家に帰ってデータを見てみたら
たまに位置を見失うことがあるらしく
データが飛びます。

1回目の走行では8分以上、二回目2分近く
位置情報が飛んでます。

アンテナが真上を向いてる方がよい
と説明書にありましたが、
バイクの場合、バンクしてる時に
ふっと信号を見失う事があるのかもしれません。


ま、安いGPSモニターだったからなぁ・・・

2013年6月3日月曜日

MotoGP Rd.5 Mugello:むしろ『なぜ転ばなかったのか』の方が不思議だ。

 
 

http://www.crash.net/motogp/news/191897/1/mugello_sorry_marquez_crestfallen_after_late_dnf.html

ツイッターなどを見ていると、
マルク・マルケスの肘スリが
有名になってからというもの
素人ライダーの間でも、「肘スリ練習」
なるものを志す者が出てきている。

安全な場所で、誰が何をしようが
ある意味知ったことではないけれど
安易にマルケスの真似はしないほうが良い。

というのも、あんなに体をオフセットすると
バイクに何かあった時、抑えが利かないからである。

今回のレースがDNFに終わったことについて、マルケスは、
「なぜ転んだか、まだ完全には理解できていない。
 テレメタリーシステムを見ると、同じ速度、
 同じラインで走れていた周回もあったんだけど。」
と、コメントしているが、はたから見ていると、
あんな走り方をしていて、今まで転倒もせず
表彰台に登りつづけていたことの方が驚きである。

だんだん、MotoGPの世界は
素人には真似どころか、参考にさえならないような
曲芸走行の域に達しつつある。
ライディングの参考にするには
全日本を見に行った方がよさそうだ。

2013年6月2日日曜日

バイクの空気入れ

最近、空気入れはダメになるもの、という前提で安いものを買ってますが
こいつがまた壊れました。今後はたった1年です。

この差込口のゴムがダメになって、ちゃんと密着できなくなりました。

いくら消耗品だから安いものを、といっても
1年で壊れるようじゃ、さすがに問題です。

今度は、ホームセンターの自転車コーナーで
手押し式ポンプを買ってきました。
1680円なので、今までの3倍の値段!

手押し式の方が1回あたりの空気量は多いけど、
収納の点ではマイナス。

とはいえ、足踏み式ポンプの品質が
最近とみに低下しているので
手押し式がどんなものか、まずは様子見です。




2013年6月1日土曜日

ファイブのグローブは革製だけにしておけ

ファイブが日本上陸し、モーターサイクルショーで
レーシンググローブを付けてみた時以来、
オイラはファイブのグローブの信奉者といっても良い存在でした。

今も、サーキット用にはドヴィチオーゾレプリカを使っています。
一度、このグローブ使うと、他のレーシンググローブは使えない。
そのぐらいレベルが違います。

・・・・・・が、しかし、ファイブのグローブが良いのは革製だけ!
布製のメッシュグローブは全然ダメである、というのが上の写真。

オイラは、通勤を別にすれば、基本、バイクに乗るときは
革の上下を着ます。それに合わせて、グローブも革。

しかし、暑さにめげてメッシュジャケットを着るときもあるので
その時のために、メッシュグローブも持っています。

ドヴィチオーゾレプリカの、あまりの良さに、
去年、メッシュグローブも指名買いでファイブを購入。

付け心地や操作性、それにプロテクションは
「さすがファイブ!」だったので
その点では満足してました。

が・・・・・このグローブ、大して使ってないのに、もう破けました。
写真には写してませんが、左側のグローブも部分的に布が摩耗しはじめて
「そのうち、こっちも穴が開くんじゃね?」
という感じです。

しかたがないので、今日、ナップスでメッシュグローブを買ってきました。

とはいえ、一言でメッシュグローブといっても、
付け心地、操作性、プロテクションを満たすものはなかなかありません。

特にEとかS・・・・・なんとかしてくれって感じです。
500円大安売りなら買ってもいいけどさぁ・・・・

で、結局、悩んだ末に・・・・これ
タイチのメッシュグローブです。
ま、結局のところ日本の会社が一番かなぁ・・・・

ファイブのメッシュグローブは・・・・・
通勤用に格下げして、いよいよダメになったらポイですかね。